musve column

vol.78

「今昔物語」

その昔。


フランスのお偉い方を守るべく

クロアチアの兵士がフランスを訪れた時の事。


彼らの首にはそれぞれにスカーフが巻かれていた。

妻や恋人から無事の帰還を祈って贈られたものを

彼らは首に巻いていたようだ。


一見、洒落たように思えるが

この時代からの兵装だったとか。


その首に巻いたスカーフを見て

フランスのお偉い方は言った。


「あれは何か。」


側近が答えた。


「クラバットです。」


クラバットとは、

フランスで「クロアチア兵」という意味らしい。


側近はスカーフについてでなく

クロアチア兵の事を尋ねられたと勘違いしていたようだ。



それから首に巻かれたスカーフは

現代でいう「ネクタイ」へと進化した。



そのような諸説があり現在のフランスではネクタイを

「クラバット」と呼んでいる。



ネクタイの起源は側近の勘違い。

ちょっぴりユニークな逸話のようだ。




今と昔の戦い方というものは随分異なるが

今も昔も世の男性は首に何かを巻き戦場へと挑む。

朝スーツを身にまとい

ネクタイを締め

玄関で妻もしくは恋人が男を見送る様は

きっとその昔にも同じ光景があったに違いない。



  




CHECK





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